【江東区•事件情報】 江東区東砂にある都営アパート 家賃滞納トラブルで大嶋敏夫さん(71)を殺害 徳嶺安浩(とくみねやすひろ)容疑者(51)を逮捕

「大家さんの首を刺した」 容疑者が110番通報

「大家さんの首を刺した」 23日午後7時50分ごろ、男の声で110番通報があった。警視庁城東警察署の警察官が、江東区東砂にある都営アパートに駆けつけた。室内には、職業不詳の大嶋敏夫さん(71)が血を流して倒れていたという。

大嶋さんは、すでに意識がなく、搬送先の病院で死亡が確認された。110番通報の”声の主”である徳嶺安浩容疑者(51)は逃げることなく、現場で警察官を待ち受け、現行犯逮捕された。身柄を確保される際、特に抵抗する様子もなかったという。

凶器の果物ナイフは、現場に残されていた。大嶋さんは、通報の内容通り、首を刺されていたという。逮捕容疑は殺人だったが、城東署は、25日、容疑を殺人に切りかけて、徳嶺容疑者の身柄を検察庁に送致した。

都営アパートの”又貸し”か 家賃滞納でトラブルに

現場の都営アパートの部屋には、徳嶺容疑者が住んでいた。しかし部屋は、大嶋さん名義で借りられていた。そう、大嶋さんは、この部屋を徳嶺容疑者に”又貸し”していたのだ。大嶋さん自身は、同じ都営アパートの別の部屋に住んでいたとみられている。

今回の”又貸し”が問題かどうかは別として、確かに、2人の関係は、大家と店子なのかもしれない。調べに対して徳嶺容疑者は「大嶋さんから部屋を借りていた。家賃の滞納でトラブルになった」などと供述している。家賃がいくらだったのかは分かっていない。

警視庁には、これまで、2人のトラブルに関する相談は寄せられていないという。滞納していた家賃の支払いを催促された末に、刺したのか・・・。城東署は、事実関係を確認するとともに、事件の経緯を調べている。

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